Marvel Rivals「バトルマトリックスプロトコル」徹底解説

はじめに

「Marvel Rivals」にて期間限定で開催されている新コンテンツバトルマトリックスプロトコルは、従来の戦闘環境とは大きく異なるユニークなルールが設定されています。
本記事では、このモードの特徴と、それに適した戦略・ビルド・キャラクター選択の考察を、実際のプレイ経験に基づいて解説します。

このモードならではの特徴

以下のような要素によって、キャラクターの評価や戦術が従来と大きく変化します。
  • 遮蔽物が一切存在しないマップ
  • AIによるキャラクター操作
  • 各キャラ固有の強化モジュール
  • ランダムで選ばれる追加強化

遮蔽物なし=純粋な火力勝負

マップには障害物が一切存在せず、お互いの火力を押し付け合うような展開になります。
そのため、全体攻撃・貫通攻撃を持つキャラが非常に強力です。特に通常攻撃やスキルでマップ全体に干渉できるキャラは抜群の適性を持ちます。

AI操作=行動の最適化に限界あり

キャラはAIが操作するため、人間のような柔軟な動きや戦術的判断ができません
例えば、ロキの分身が近距離にしか展開されなかったり、ドクター・ストレンジの通常攻撃や近接攻撃、バリア短縮などが有効に機能しない場合があります。
加えて、AIは基本的に定点で戦うため、移動を活かしたスキル設計のキャラは評価が下がります。

固有強化モジュールの存在

すべてのキャラクターには、2種類の固有強化モジュールが存在します。
これに加え、ロール(ファイター、ヴァンガード等)ごとの基本モジュールがあり、キャラの性能を大きく左右します。
どの強化を選ぶかが、このモードでの勝敗を分ける重要な要素となります。

強力なビルドと戦略

このモードで勝利するために有効なビルドタイプを3つに分類しました。

① 割合ダメージ特化型

狙い:高耐久の敵にもダメージを通しやすい構成。

主力キャラ:

  • ウィンターソルジャー
  • ヒューマントーチ+ウルヴァリン
ウィンターソルジャーの強化モジュールには、ウルトによる即死ラインが最大75%に拡張されるものが存在します。
このビルドが完成した場合、同じビルド以外では勝てないほど強力です。
序盤でこのビルドを選んだプレイヤーがいた場合、中盤までに勝たせないことが重要になります。
ヒューマントーチとウルヴァリンは、それぞれ割合ダメージを付与できる強化を持つため、コンビとしても非常に強力です。

② 戦闘時間延長型(タンク特化型)

狙い:長期戦でじわじわ有利を取る構成。

主力キャラ:

  • ストレンジ(火力スケール型)
  • ヴァンガード全般(ハルクなど)
ヴァンガードの基本モジュールはダメージ軽減やHP上昇が豊富で、上昇値も他より高くなっています。
ストレンジにはスキル使用回数に応じて火力が上がる強化もあり、時間が経つほど強力になります。
ただし、割合ダメージビルドには耐久を無視されてしまうため、対策は必要です。

③ ウルト回転率重視型

狙い:高頻度でウルトを発動し、瞬間火力で戦場を制圧。

主力キャラ:

  • ブラックパンサー
  • アイアンマン
  • ムーンナイト
  • ネイモア(+ハルク)
各キャラにはウルト性能を高める強化があり、特にムーンナイトやネイモアはウルトの連続使用が可能になる場合があります。
ムーンナイトの強化でウルト消費がゼロになれば、3連続ウルトも実現可能です。
注意点として、スカーレットウィッチはAIとの相性が悪く運用が難しいため、このビルドでは不採用としています。

ビルド相性の“3すくみ”関係

この3タイプにはじゃんけんのような相性関係があります:
  • タンク型は割合ダメージ型に弱い
  • 割合ダメージ型はウルト回転型に弱い
  • ウルト回転型はタンク型に弱い
ビルド相性を理解して立ち回ることで、より安定した勝利を目指せます。
また、基本モジュールの選択ミスが敗因になるケースも多いため、ビルドの方向性に合った強化選択が重要です。

総評:今後にも期待の高い特別イベント

「バトルマトリックスプロトコル」は、キャラの性能やAI挙動、強化方針を深く理解する楽しさがあるユニークなモードです。
遮蔽物のないマップでは範囲攻撃が強く、もし次回開催時に遮蔽物が登場すれば、全く違ったメタと戦略が求められることでしょう。
その意味で、今後のキャラ調整や新モジュール実装のテストの場にもなっている可能性があると感じられました。